ロンドンに来た際に、公共の乗り物を使用すると思いますが、正直、何を使って乗車したらいいかわからないってことありますよね。そんなあなたに!!ここでは、乗車の際に使用できる3つの決済方法、コンタクトレスカード&モバイル決済・オイスターカード・トラベルカードの特徴や使い方をお届けします。少しでも役に立てば嬉しいです。
コンタクトレスカード&モバイル
コンタクトレスカード&モバイル決済の特徴(Pay as you go)
ロンドンの公共の乗り物はコンタクトレスカードやモバイルで支払いができます。今は在住者の多くがこの支払い方で公共の乗り物を乗っていると言っても過言ではありません。
それではコンタクトレスカード&モバイル決済の詳細を見ていきましょう!!
コンタクトレスカード
銀行のカードやクレジットカードにコンタクトレスのマークがあるカードで乗車することができます。英国国外で発行された多くのコンタクトレスカードも同様に乗車の際の支払いに使用できます 。
**海外取引手数料が適用される場合があります**
以下は、代表的な使用可能なカードです。
・アメリカン・エキスプレス(AMEX)
・MasterCard および Maestro (米国、カナダ、オランダで発行された一部のカードは使用不可)
・Visa および V PAY (英国国外で発行された一部のカードは使用できません)
・プリペイドカード
モバイルデバイス決済
モバイルデバイスでの決済は、コンタクトレスカードと同じです。電話、時計、キーホルダー、ステッカー、リストバンドなどのデバイスを使用してモバイル決済を行うことができます。
以下は、使用可能なモバイル決済です。
・Apple Pay
・Barclaycard コンタクトレスモバイル
・bPay
・Fitbit ペイ
・ガーミンペイ
・Google Pay
・サムスンペイ
コンタクトレスカード&モバイル決済が使える場所や交通機関
・バス
・地下鉄
・トラム
・DLR
・ロンドンオーバーグラウンド
・エリザベス線(レディング駅とアイバー駅の間の駅ではご利用不可)
・IFSクラウドケーブルカー
・テムズクリッパーズリバーバス
コンタクトレスカード&モバイルデバイスの利用方法
利用方法は日本のPASMOやSuicaと同じで、乗車時に駅の改札やプラットフォームにあるカードリーダーにカードまたはモバイルをタッチする。下車の際も同様にカードリーダーに同様のカードやデバイスをタッチする。
注1)タッチインとタッチアウトには、同じカードもしくはデバイスを使用。そうすることで定められてる上限金額が適用されます。
注2)モバイル使用時は、バッテリーが十分にあること。十分にない場合、最高運賃を支払い、もしくは罰金運賃が発生する可能性があります。
コンタクトレスカード&モバイルデバイスの料金システム
コンタクトレスカード&モバイルデバイスは、1日または1週間の上限金額が定められているので、滞在中どれだけ乗ってもそれを上回ることはありません。また、上限金額を上回らない場合は、利用した運賃での支払いになります。また、上限金額は利用するゾーンによって異なります。
オイスターカード
オイスターカードの特徴
オイスターカードは日本で言うPASMOやSuicaと同様のプリペード式の交通系ICカードです。(注:交通期間以外では使用不可)
ロンドンのほとんどの公共の乗り物で利用可能で、ロンドン観光や在住者など幅広く利用されています。
それではオイスターカードの詳細を見ていきましょう!!
オイスターカードが使える場所や交通機関
・バス
・地下鉄
・トラム
・DLR
・ロンドン オーバーグラウンド
・エリザベス線(レディング駅とアイバー駅の間の駅ではご利用不可)
・IFSクラウドケーブルカー
・テムズクリッパーズリバーバス
オイスターカードの利用方法
利用方法はコンタクトレスカード&モバイルと同じで、乗車時に駅の改札やプラットフォームにあるカードリーダーにカードをタッチする。下車の際も同様にカードリーダーに同様のカードをタッチする。
注1:オイスターカードをプリペイドカードとして使用している際は、他人にカードを貸すことが可能ですが、2人以上の乗車料の支払いは不可。
注2:オイスターカードにトラベルカード(定期)、バス & トラムパス、または割引が追加されている場合は、それを他人に貸すことはできません。
オイスターカードの購入・チャージ場所
オイスターカードの購入はほとんどの駅の窓口や券売機で購入することができます。また街中にあるオイスターカードのマークのあるお店でも購入可能です。その際、オイスターカード代£7支払う必要があります(不要の際、カード返却で返金できます)。
オイスターカードの料金システム
オイスターカードは、1日または1週間の上限金額が定められているので、滞在中どれだけ乗ってもそれを上回ることはありません。また、上限金額を上回らない場合は、利用した運賃での支払いになります。
コンタクトレスカード&モバイルデバイスは、1日または1週間の上限金額が定められているので、滞在中どれだけ乗ってもそれを上回ることはありません。また、上限金額を上回らない場合は、利用した運賃での支払いになります。また、上限金額は利用するゾーンによって異なります。
トラベルカード
トラベルカードの特徴
トラベルカードは、駅で購入可能な紙のチケットです。利用するゾーン・時間帯・期間によって値段や利用できる用途が変わってきます。ロンドン内のほぼすべての公共の乗り物で有効期間内中、無制限に利用することができます。日本で言うところの1日乗車券や定期券です。それではトラベルカードの詳細を見ていきましょう!!
トラベルカードの購入可能な期間
・片道・往復:指定した駅間の片道もしくは往復チケット
・1日(Day Travel-card) :1日無制限に利用可能
・7日(7 Day Travel-card) :5 日間の料金で 7 日間利用可能
・月間(Montly Travel-card) :1ヶ月間利用可能
・年間(12 months Travel-card) :1年間利用可能
**購入日から使用可能で、購入日数が増えるにつれてお得になります**
デイトラベルカード(Day Travelcard)の種類
デイトラベルカードには、エニイタイム(Anytime)とオフピーク(Off-peak)の2種類があります。どちらも同じように期間内で無制限に使用することができますが、使用開始時間に違いがあります。また、それによって値段も変わる可能性があるので使う用途によって購入してください。
Anytime :チケット記載日から翌朝04:30まで使用可能
Off-peak :チケット記載日が平日の場合は09:30〜翌朝04:30まで使用可能
**週末・祝日はAnytime Day Travel-cardsと同様**
トラベルカードの購入場所
・駅の窓口
・駅の券売機
トラベルカードが使える交通機関
・すべてのバスでご利用可(ゾーン関係無し)
・ゾーン 3、4、5、または 6 で有効な場合は、すべてのトラムで利用可
・有効ゾーン内の地下鉄、DLR、ロンドンオーバーグラウンド、エリザベスライン、ナショナルレール
・リバーサービス(トラベルカード使用で、一部のリバーボートの運賃が 1/3 割引になる場合あり)
まとめ
ロンドンの公共の乗り物の主な支払い方を3つご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。利用頻度や行く場所によっておすすめの支払い方法が異なってきますが、やはりコンタクトレスカード・モバイル決済・オイスターカードが簡単で便利だと思います。ぜひロンドン観光の際はご参考ください。